マグネシウムとは?マグネシウムは体内に存在する300種類以上もの酵素系に必須なミネラルで、多くの細胞機能にとって非常に重要な役割を持っています。
マグネシウムは主として脳、心臓、腎臓、肝臓などの組織中に存在して、その約60%が骨や歯に蓄えられています。マグネシウムが不足してくると、骨に貯蔵されたマグネシウムが放出され、自然に補うように働きます。 マグネシウムは心臓や筋肉の働きを正常に保ち、精神安定、脂肪の代謝、血圧の正常化などの働きを行います。 また、ビタミンB郡とともに、糖質や脂質のエネルギー代謝を促進して、疲労回復の手助けをします。 マグネシウムの目標摂取量 ・ 成人男性 300〜320mg/日
・ 妊婦女性 250〜260mg/日 ・ 幼児 60〜 80mg/日 マグネシウムは、加熱や加工することで80%も失われてしいますので、不足しがちな栄養素です。また、カルシウムの摂りすぎもマグネシウム不足を引き起こす原因です。 カルシウム2に対してマグネシウム1が適切です。 マグネシウムの欠乏症 ・ 神経や筋肉の痙攣(けいれん)、ふるえ
・ 思考力、集中力の低下 ・ 疲労感、無気力 ・ 神経、精神の疾患 ・ 心疾患 ・ 貧血 マグネシウムの過剰症マグネシウムを過剰に摂取しても、過剰量は尿中に排出されるので、通常は問題ありません。しかし、腎臓に障害があると、血液中のマグネシウム濃度が上昇して、様々な問題が起きるため、腎臓に障害のある人はマグネシウムが過剰にならないように注意する必要があります。
マグネシウムを多く含む食品 ・ 豆類
・ 種子類 ・ ナッツ ・ ごま ・ ひじき ・ 大豆 ・ 海水 等
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