亜鉛とは?体内にある亜鉛は、わずかな量の微量元素ですが、鉄に次いで多い元素です。亜鉛は筋肉、皮膚、硝子体、前立腺、肝臓に多く分布し、男性の生殖器、特に前立腺には肝臓の約2倍の亜鉛が含まれています。
亜鉛は多くのホルモン(インスリン、成長ホルモン、性ホルモン)が機能するために欠かせない重要なミネラルで、膵臓でインスリンを作る際に必要とされている成分です。 傷の回復や、前立腺の機能とも深い関係があり、皮膚や骨格の発育・維持にも欠かせないミネラルです。 亜鉛欠乏症不足すると肌荒れ、ニキビ、脱毛、傷の回復の遅れ、インポテンツ、情緒不安定、錯乱などの症状がおきます。ほとんどの食品に含まれていますが、穀粒やカルシウム、食物繊維の過剰摂取によって吸収が阻害されることがあります。
爪に白い斑点ができるときは、亜鉛不足が考えられるので、亜鉛をとるようにしましょう。 亜鉛過剰症成人で1日200mgまでは全く問題なく、現在のところ1日に20g(2万mg)までは過剰かもしれないが深刻な副作用はないとされています。
亜鉛の目標摂取量以前は不足が心配がない栄養素として、所要量も特に決まりはなく、現在は大人で1日15mg程度摂ることが望ましいとされていました。しかし、厚生労働省は2000年末に亜鉛の1日摂取量を最大30mgに改定しました。
健康な人が健康を維持するために飲むなら、1日15mgで十分ですが、病気治療を目的として亜鉛を服用するのであれば、80mg〜120mgという薬理量を摂取しないと効果は期待できません。 許容上限制終了も30mgと決められています。 ・ 成人男性 11mg/日 ・ 成人女性 9〜11mg/日 ・ 幼児 4〜 6mg/日 ・ 学生 8〜10mg/日 亜鉛を多く含む食品亜鉛はカキなどの魚介類に多く含まれています。その他、穀物、豆類、ナッツなどの植物性食品にも豊富に含まれています。
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