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マリーゴールドについてパソコンなどの有害な青色光から、眼球を保護するルテインは、現代人にとって、なくてはならない成分と言えます。
サプリメントも多数販売されていて、含有しているルテインの種類や分量、精製方法など、多岐に渡っているようです。 特に、化学的に合成されたものは副作用の報告もあることから、ルテインと書かれているからといって無闇に飛びつくのは危険です。 なるべく、天然成分由来の素材を使用しているものを選択しましょう。 天然成分由来のルテインは、ほとんどがマリーゴールドから抽出したものであるようです。 ルテインを食物から摂取する場合、一番含有量が多いのはケールで、青汁になっている野菜です。 しかしそれよりも、マリーゴールドのほうが含有量が高いということなのでしょうか。 食用マリーゴールドは、花壇に咲いているようなおなじみの種類とは異なるものです。花壇のマリーゴールドって、小さい頃よく匂いをかぎましたが、独特な匂いが強いんです。匂いで、近くにマリーゴールドが咲いているとわかるほどです。 このおなじみの方は、匂いのせいで食用には不向きとされています。 食用のものは、ポットマリーゴールドという種類で、ハーブの一種です。 見た目も、おなじみのものに比べて花弁が少なく、控え目です。 和名はキンセンカで、カレンデュラとも呼ばれています。 ハーブティーで飲まれることが多いようですので、こちらも効果的かもしれません。 ルテインを豊富に含むマリーゴールドとは?ルテインが多く含まれている食品は、ケールやほうれん草などの、緑の濃い緑黄色野菜です。
しかし、ルテインのサプリメントを見ると、多くがマリーゴールドから成分を抽出したものがほとんどです。 それを見るだけでも、よっぽどマリーゴールドに多く含まれているのだろうということは予測できます。 確かに、マリーゴールドの花を大量に毎日摂取するのは難しいです。しかし、成分を抽出する分には効率が良いのかもしれません。 マリーゴールドという花は、花壇にも良く植えられ、私たちにも馴染みの深い花です。少し匂いが強めで、記憶に残りますよね。 実は、私たちが良く知っているこちらのマリーゴールドは、ルテインを抽出しているものと異なります。 ルテインを抽出しているのは、キンセンカと呼ばれているもので、ポットマリーゴールド、カレンデュラとも呼ばれています。昔から、諸国で薬効が高いとして服用されてきました。 マヤ・アステカ文明の頃より、利用されていたとも言われています。 ルテインの豊富さから、眼に良く、また皮膚の炎症などを鎮静する作用もあります。 サポニンというサボン(石鹸)の語源となった成分も含んでおり、洗髪に使用すると、髪がしっとりと艶やかになります。 濃いオレンジ色の花は、太陽のような生命力を感じさせます。マリーゴールドのエキスは、おだやかに、身体を健やかにしてくれるパワーに満ちています。 春の季節には、元気に花壇をにぎわせ、目を楽しませてくれることでしょう。 ルテインならマリーゴールドが一番実は、マリーゴールドはエディブルフラワー(食べられる花)として知られています。
といっても、花壇に良く植えられている良く見かけるものとは種類は異なります。マリーゴールドといっても、アフリカ種、メキシコ種、フレンチ種と種類があり、一般的に良く植えられているものはアフリカ種で、匂いが強いために食用には不向きとされています。 食べられるものは、ポットマリーゴールドという種類のもので、カレンデュラやキンセンカという名前で知られているものです。 こちらは、欧米でも親しまれていて、花弁を乾燥させてハーブティーにしたり、サフランの代用品として色付けに使われたりします。 このマリーゴールド、皮膚や粘膜の炎症を抑える効果があることから、薬としても活用されてきました。胃の炎症を鎮めたり、アトピーにも効果を発揮します。 また、眼病予防に有効なルテインも豊富に含まれていることがわかりました。 ルテインは、ほうれん草やケールなどの緑黄色野菜に多く含まれていることが知られています。 しかし、もともとカロテンの一種なのですが、緑黄色野菜にはその他のカロテンも多種含まれています。 その中から、ルテインのを抽出するのが困難なのですね。そのため、精製に高度な技術が必要になります。 その点、マリーゴールドにはルテインのみを抽出する必要がなく、効率的に精製を行うことが可能なのです。ルテインのサプリメントは、ほとんどがマリーゴールド由来のものです。 ルテインはビタミンAに変換されない?ルテインは緑黄色野菜の多く含まれるカロテンの一種です。
カロテンといえば、にんじんに多く含まれるβカロテンや、トマトに多いリコペンなどが有名です。 ルテインは今までカロテンのなかでもあまり注目されることはありませんでした。 なぜなら、通常のカロテン類は、体内に入るとビタミンAに変換されるのですが、ルテインは変換されないのです。 ビタミンAは眼に良く、細胞の再生にも役立ちます。 免疫力の向上にもつながるので、常に不足しない状態を保ちたいものですが、摂取から3〜5時間で体内に吸収されてしまいます。 しかし、カロテンは体内で必要に応じてビタミンAに変換され、6〜7時間で吸収されるためカロテンを摂取したほうが長くビタミンAを供給できます。 それでカロテンの重要性が一般に知れることとなりました。 さて、そのビタミンAに変換されないカロテンであるルテインですが、ビタミンAに変換されないぶん、抗酸化力の強い色素成分が、そのまま体内に残るということがわかってきました。 そのため強力な抗酸化作用を発揮できるということがわかり、晴れて注目をあびるようになったわけです。 抗酸化物質は、老化の原因である活性酸素から身体の酸化を防ぐ働きをするもので、さまざまな病気の予防に役立ちます。 通常のカロテンはビタミンAに変換されずに残った分だけが、抗酸化物質として機能するため、抗酸化作用は減少します。 しかし、ルテインはそのまま抗酸化物質として働いてくれるのです。 もともと眼球の網膜に存在していますので、ダイレクトにその抗酸化作用を発揮し、眼を保護するのです。
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