日本中の80%の温泉地が「循環式」を採用せざるを得ないようです。そのほとんどのラジウム・ラドン温泉で、モナザイト鉱石などを使用していると言われています。
この鉱石から放出されるラドン220番は、55秒で2分の1ずつ減少するため、10分間でほとんど消滅してしまいます。
ラドンガスが吸入、あるいは皮膚を通じて体内に入り、血液に溶け込んでから細胞に到達するまでには10分間を要すると言われているので、ほとんどが期待できないことが分かります。
一方、「玉川温泉」は、草木や虫一匹さえ寄せつけない98度の強酸性の温水が、源泉から毎分9,000リットル噴出し、幅3メートルの川を作り、荒々しく流れています。その最大の特徴は、北投石にあると言われています。
北投石は、「ラドン222番」を放出しており、2分の1に減少するのに3.8日かかるため、ラドン220番と違ってすぐに消失せずに浸透していくことが期待できます。
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