眼科での診察と並行して行いたいのが、目のつぼの指圧と体操です。
目のまわりには、たくさんの”ツボ”があります。このツボを刺激(指圧)することで、疲れ目やドライアイを改善し、目の負担を軽減することができます。
1.攅竹
(さんちく) |
眉毛の鼻側のところで、目の疲れ、頭痛、めまいなどに効果があります。 |
2.魚腰
(ぎょよう) |
眉毛の中央にあり、目をスッキリさせる作用があります。目の周りがピクピクするなどの症状に効果があります。 |
3.絲竹空
(しちくくう) |
眉毛の一番外側(すこしくぼんでいる所)にあり、目の疲れやめまい、目の充血などに効果があります。 |
4.晴明
(せいめい) |
目頭と鼻のあいだのくぼみにあり、目の疲れや頭痛、風邪の症状(鼻水・鼻づまり)に効果があります。 |
5.承泣
(しょうきゅう) |
目の下のくぼみにあり、目の疲れや涙目、かすみ目などに効果があります。 |
6.瞳子りょう
(どうし) |
目尻から親指1つ分位外側にあり、目の疲れ、目の充血やかすみ目、頭痛に効果があります。 |
7.太陽 |
目尻からもみあげの間にあるくぼみで、精神を安定させ、脳をすっきりさせます。眼精疲労や頭痛、歯の痛みにも効果があります。 |
ツボの押さえ方
とくに順番はないので、1から7まで一箇所につき7〜8回程度を親指で押してください。最初は軽く押さえるのがポイントです。慣れてきたら、少し力を入れて痛くない程度に押さえましょう。
両目を同時に行っても良いですが、慣れるまでは片目ずつ行いましょう。
ツボを刺激する際は、いすに座って深く3回深呼吸して、リラックスした状態で行うのが効果的です。
目の体操
目には毛細血管が多く存在し、目にストレスや負担がかかると血行が悪くなります。目の血液の循環をよくすることで、視界のトラブルを軽減・予防することができます。
目の毛細血管は、「細くてもろい」ので、老廃物や、コレステロールで目詰まりを起こすと、血流が止まり、必要な栄養素が届かなくなります。そして、この状態が続くと様々なトラブルが発生し、映像に不具合が生じます。
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目の動脈硬化への対応
目が紫外線を受けたり、ストレスの多い日々を送っていると、目の中に、
が発生します。
この 活性酸素が、目の毛細血管や動脈を酸化させて、血管をもろくしたり、血管の内部をせまくします。
映像のトラブルをケアするためには、”活性酸素”の対策 を行う必要があります。 それには「抗酸化物質」が有効です。
抗酸化物質の働きは下記の通りです。
日頃より、抗酸化性能を備えた食品を積極的に摂取することが理想的です。
血管の目詰まりへの対応
目に動脈硬化が起こり、血管が目詰まりを起こすと、血液がスムーズに流れなくなるので、目の細部まで栄養を届けることができません。
栄養のこない目の組織は弱まり、やがて目の病気へと発展 していきます。
目のほとんどの病気 (飛蚊症 ・ 白内障 ・ 緑内障 ・ 黄斑変性症 ・ 糖尿病網膜症など) の原因は、血管の目詰まりといわれています。
血管の目詰まりがある限り、どんな栄養素やサプリメントを食べても、その効果を発揮できません。
そのため、この目詰まりを除去する必要があります。
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したがって、血管に目詰まりをさせない生活習慣や、血管内をクリーニングしてくれる食品の摂取が効果的です。
目のトラブルの大きな原因に、「脳の老化」 があります。
そもそも目は脳から飛び出してきたもので、”脳細胞” と ”網膜細胞” は同じ成分で構成されています。そのため、脳が老化すると同時に目も衰えてきます。
脳の神経細胞は、150億個以上あると言われていますが、成人以降は1日に10〜20万個、無くなっていきます。つまり、何もしないでいると、脳は日々衰えていくのです。
目の健康を保つには、常に 脳を”活性化”しておく必要があります。脳を活性化させるには、
などの取り組みを行う方法があります。
”脳の機能が低下すると他に何をしても無駄” とも言われているため、目のトラブルをケアするには、脳の老化を抑えることがとても重要です。
1.目のツボ、目の体操 → 目のまわりの血行を改善する
2.目の栄養素を摂取 → 目の栄養をしっかり摂取して中からケア
3.脳の活性化 → 記憶力を鍛え、脳の栄養素を摂取する
食生活と生活習慣に気を付け、時にサプリメントなどを積極的に取り入れ、ダメージを受けた瞳をケアしましょう。
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