老眼と言われたのですが？

老眼とは、目に起こる「老化現象」です。人間は年をとると肌が衰えたりするのと同じで、ほとんどの人が老眼になります。

老眼が発症する時期には個人差があり、従来は40代くらいで老眼になる人が多かったのですが、最近ではスマートフォンの使用による【スマホ老眼】が急増し、若くても同様な症状を感じる方が増えているようです。

チェック方法はありますか？

実際にどのように見えれば老眼なのでしょうか。以下の項目で、一つでも当てはまるものがあれば、老眼の可能性があります。

●新聞や本を読むとき、離すとピントが合う

●小さな文字がよく見えなくなった

●テレビや本を見た後、疲れ目に加えて肩こりや頭痛を感じる

●運転中、動いているものにピントを合わせにくい

老眼の原因を教えてください

目には「水晶体」という部位があり、カメラでいうとレンズに当たります。この水晶体は、近くを見るときには厚くなり、遠くを見るときには薄くなります。

若い時はこの調節を抵抗なく自然に行えるのに、年をとると共に、この機能が衰えてきます。これが老眼の始まりです。

老眼になると近くを見る時に「水晶体」を厚くすることができなくなるので、近くのものにピントが合いにくくなります。

老眼を予防・緩和する方法はありますか？

目の水晶体を測定すると、目に必要なミネラルは加齢と共に減っていきます。

それは主に、以下の栄養素です。

この現象が老眼を引き起こす原因にもなり、また、目に何かトラブルを起こしたときには、これら必須ミネラルの減少スピードがさらに加速していきます。

そのため、老眼を食い止めるにはこれらのミネラルを多く含む食品を摂るように心がけましょう。