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白内障の症状とは?
暗い場所では異常はなく、明るいところに出ると見にくい。
どんどん視力が低下し、目のかすみも進んでいく
。
「目がかすむ」 と 「まぶしい」
が最も多い症状です。
また、白内障の特徴として、
見るものが二重・三重になったり、屈折力が増すことで、近くにあるものが鮮明に見えたりします
。
【 正常な見え方 】
【 白内障の症状 】
白内障の見え方の特徴
目がかすむ、まぶしい
二重に見える
明るい場所に出ると眩しい
眼鏡を何度調整しても合わない
黄白色のフィルターがかかったよう
目の老人病
この眼病は老化現象の1つで、
50代で5割、70代で8割、80才以上ではほぼ全員が目の水晶体の中に濁りが出てきます
。
そしてこれが症状を引き起こします。あきらかに
老人病
といえるでしょう。
水晶体というレンズについて
目の中の「水晶体」は、常に紫外線を受け続けています。
紫外線は、水と反応することで有害な ”活性酸素” を生成
させます。
”活性酸素”はたんぱく質を変性・酸化させるため、目の機能が老化して行きます
。
老化したたんぱく質は、白色のにごりとなった結果、
白内障の症状を引き起こします
。
にごりを除去する酵素が減少
若い時には、目の中にビタミンCが多く含まれ、酸化を防ぐ作用をしています。
また、酸化したタンパク質や脂質などを分解する
「グルタチオン」なども多く分泌して目を守っているため、眼病になることはあまりありません
。
しかし加齢とともにそれらの酵素が必要量以下となってくるため、
様々なトラブルが発症するのです
。
治療、手術
症状が進んでいる場合、内服薬が処方されるので、これで対応します。
しかし、一度濁った水晶体は元に戻りません。
症状の進行を遅らせる
ことが内服薬の目的です。
水晶体の大部分が濁った場合は、眼球から水晶体を摘出し、代わりに
人工の眼内レンズ
を挿入します。
手術内容は、まず局所麻酔をかけます。その後開削して濁った水晶体を取り出し、
用意しておいた人工レンズを入れます
。
それほど高度な手術ではないため、10〜20分で終わります。
個人差はありますが、ほぼ痛みはなく、体に負担をかけることもなく終了します。
但し、
人工の水晶体はピントを合わせることができないため、特定の部分のみ焦点が合うイメージ
です。
手術前後のケア
濁った水晶体を取り出し、治療を施しても、
緑内障
が発症したり、
別のトラブルが起こる
例があります。
手術の前後は、とくに
食生活に注意して、必要とされる栄養素を積極的に摂取すると効果的
です。
この因果関係を理解すれば、丈夫で長持ちできる健康な目と体をつくることができます。
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